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2011/12/24更新

京都の企業はなぜ独創的で業績がいいのか

  • 堀場 厚
  • 発刊:2011年10月
  • 総ページ数:242P

189分

5P

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京都の企業が業績が良い理由

堀場製作所の社長が、京都企業の経営の特色とその歴史的背景を紹介している。デフレ、円高という製造業にとって厳しい環境の中で、なぜ京都企業の業績が良いのかを解説する。

超短要約

デフレ、円高により製造業の経営環境が悪化している。しかし、このような状況にあっても、京都の企業は高収益を生み出すことに成功している。京都の企業が高収益を上げられるのは、独創的な製品を持ち、各々の市場で優位を保っているからである。

京都企業には業種が違っても、以下の共通した特色がある。
①自らのビジネスにおいては独創性を重視する。
②昔から一流の職人を大事にし、付加価値の源泉が職人に存在すると考える。
③自助独立の考え方と、皆で1つの方向に向かっていく精神が重視される。

こうした特色が、独創的な製品を生み出す土台になっている。

著者 堀場 厚

1948年生まれ。堀場製作所 代表取締役社長 1972年、堀場製作所に入社。専務などを経て、1992年、代表取締役社長。フランス発のブランドをグローバルに展開してきた実績や、日仏両国の技術・人財を融合させる経営、試薬生産拠点の拡張による雇用創出などが評価され、フランス政府より、1998年に「国家功労章」を、2010年に「レジオン・ドヌール勲章」を受章

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
序章 バブル崩壊で京都の企業は p.21 9分
第一章 不況時こそ京都式経営 p.35 16分
第二章 見えない資産の価値 p.61 26分
第三章 「人財」の育て方 p.103 45分
第四章 京都式バランス経営の秘密 p.175 20分
第五章 京都式がまだまだ飛躍する理由 p.207 12分
あとがき p.226 3分

ユーザーのしおりメモ (1)

tkucdisk@me.com

日本の企業がガラパゴスって言われてもいいんじゃないの?
何でも全部、グローバル基準ってどうなのよ、
ガラパゴスになるには独自の文化が育つ土壌があって、
それが、付加価値で存在価値になる「場合」もある。と思う
※ただし、一流の付加価値ならね!
2012-01-28