菅直人、鳩山由紀夫、強いリーダーシップの不在が叫ばれて久しい。
そもそもリーダーシップの本質とは何か?
西郷隆盛、保科正之、織田信長、毛沢東、山口多聞・・・。過去の偉大なリーダー達を紹介しながら、リーダーシップの本質を解説している。
リーダーにとって必要な能力は次の3つである。
①総合力(大局観)
②胆力(何があっても動じない平常心)
③人心掌握力(人をうまく使う能力)
リーダーとして自ら高めていくためには「歴史に学ぶ」という姿勢が必要になる。リーダーたるべき者は、歴史へのバランスのとれた見方を持つべきである。
著者 山内 昌之
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授 文化芸術などにも造詣が深く、各雑誌・新聞などでの書評執筆や読売新聞「地球を読む」のコラムニストなどとして多彩な言論活動を展開している。 国際関係史とイスラーム地域研究で、サントリー学芸賞、毎日出版文化賞、吉野作造賞、司馬遼太郎賞などを受賞。2006年、紫綬褒章。
日本経済新聞 3回目 論説委員長 芹川 洋一 |
日本経済新聞 福井県立大学特任教授 中沢 孝夫 |
日本経済新聞 2回目 |
週刊 東洋経済 2011年 11/26号 [雑誌] |
週刊 ダイヤモンド 2012年 1/7号 [雑誌] |
ビジネスパーソンのための「最強の教養書」100 (日経ムック) 小宮コンサルタンツ代表取締役 小宮 一慶 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はしがき 国家と国民を結ぶ政治家 | p.9 | 4分 | |
第一章 宰相の責任のあり方は不変 | p.16 | 5分 | |
第二章 危機に直面したリーダーとは | p.24 | 9分 | |
第三章 変革期のリーダーシップ | p.40 | 18分 | |
第四章 歴史に学ぶ戦略的思考 | p.71 | 16分 | |
第五章 歴史的思考法をもつリーダー・吉田松陰 | p.100 | 12分 | |
第六章 危機に積極策をとる鋭将・山口多聞 | p.120 | 14分 | |
第七章 悪のリーダーシップ・織田信長と松永弾正 | p.144 | 6分 | |
第八章 アルキメデスの点を求めた鳩山由紀夫 | p.156 | 6分 | |
第九章 黒幕か僭主か、小沢一郎のリーダーシップ | p.166 | 6分 | |
第一〇章 退却と責任回避の達人、菅直人 | p.176 | 4分 | |
結び リーダーの資質 | p.182 | 4分 | |
あとがき | p.189 | 2分 |
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