日本の大手PR会社プラップジャパンの代表が、中国における広報活動で気をつけるべきポイントを解説している。
「マスコミとの付き合い方」「反日運動への対処法」など7つのポイントを紹介している。中国ビジネスを検討する際に参考となる内容。
中国ほど、メディアとの付き合い方をよく考え、いかに広報戦略を練っていくかということが重要な意味を持つ国はない。中国でビジネスに携わることになれば、中国のマスコミの特質や最近の状況を正解に理解した上で、積極的にメディアを使った情報発信をすることが大切になる。
中国ビジネスに失敗しない7つのポイントは以下の通りである。
①反日メッセージに敏感になる
②タブーには触れない
③中国メディアの特質を掴む
④中国人の金銭感覚を理解する
⑤中国人社員の心理を掴む
⑥中国での広報活動のルールを学ぶ
⑦「危機」は必ず起こると心得る
著者 杉田 敏
1944年生まれ。株式会社プラップジャパン代表取締役社長 北京普楽普公共関係顧問有限公司(プラップチャイナ)董事長 「シンシナチ・ポスト」経済記者から1973年、国際的PR会社バーソン・マーステラのニューヨーク本社に入社、1985年に日本ゼネラルエレクトリック(GE)に取締役副社長(人事・広報担当)として移籍。 1987年からバーソン・マーステラ(ジャパン)取締役社長、電通バーソン・マーステラ取締役執行副社長を歴任。 1990年にブラップジャパン副社長、2007年に代表取締役就任。
週刊 東洋経済 2011年 11/19号 [雑誌] |
エコノミスト 2011年 11/8号 [雑誌] |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.2 | 4分 | |
第1章 反日メッセージに敏感になれ | p.17 | 24分 | |
第2章 触れてはいけないタブーの部分 | p.55 | 23分 | |
第3章 中国メディアの特質を掴め | p.91 | 42分 | |
第4章 中国人の金銭感覚を理解せよ | p.157 | 21分 | |
第5章 中国人社員の心理を掴め | p.189 | 15分 | |
第6章 中国での広報活動のルール | p.213 | 22分 | |
第7章 「危機」は必ず起こると心得よ | p.247 | 26分 | |
あとがき | p.288 | 4分 |
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