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2011/12/14更新

パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよ

359分

16P

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自分をオープンにさらし、シェアすることを考える

フェイスブックやツイッターなどを通じて、人々は自分をオープンにさらし、シェアしはじめている。それは「パブリックであることが価値を生みだす」ことに、多くの人が気づいてきたからである。
パブリックのメリットとプライバシー問題を取り上げながら、パブリックについてどう考えるべきかを説明している。

超短要約

パブリックとは、ある事柄について私的な立場を決め、それを公開することで、同じ考えを持つ人とつながり、アイデアを共有し、組織的に行動することである。

人目にさらすか、シェアするかどうか、参加するかどうか。それを選ぶ時には、プライバシーのリスクを考えるだけでなく、パブリックのメリットも考えるべきである。自らをオープンにすれば、学び、つながり、協力する機会を得る。

著者 ジェフ・ジャービス

1954年生まれ。ジャーナリスト ニューヨーク市立大学院ジャーナリズム科 准教授 メディア/テクノロジー関連でもっとも高い人気を誇るブログ『BuzzMachine.com』 を運営し、新しいメディア、ジャーナリズム、テクノロジー、ビジネスについて積極的に発言している。 また、ニューヨーク市立大学院ジャーナリズム科准教授としてベンチャージャーナリズムを教える。2007年と2008年の世界経済フォーラムでは、「世界のメディア・リーダー100人」の一人に選ばれた。 これまでにガーディアン紙やサンフランシスコ・イグザミナー紙でコラムを執筆し、TVガイド誌とピープル誌でテレビ批評を執筆したほか、エンターテインメント・ウィークリー誌の創刊編集長、ニューヨーク・デイリーニュース紙の日曜版編集者兼共同発行人、シカゴ・トリビューン紙とシカゴ・トゥディ紙のリポーターなどを歴任。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
イントロダクション―大公開時代 p.9 16分
パブリックの預言者マーク・ザッカーバーグ p.29 11分
パブリックの選択 p.42 20分
“パブリックネス”のメリット p.66 24分
プライベートとパブリック その歴史 p.95 17分
パブリック・メディア p.116 16分
プライバシーとは何か? p.135 26分
僕らはどこまでパブリックだろう? p.167 16分
パブリックなあなた p.186 12分
シェア産業 p.201 30分
スーパー・パブリックカンパニー p.238 34分
人民の、人民による、人民のための… p.280 16分
新しい世界 p.299 16分

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ユーザーのしおりメモ (2)

tkucdisk@me.com

欧米と日本の建築概念の違い
外部と内部を隔てる境界線の存在
パブリックとプライバシーの配分感覚
民族によって違うんだろうね〜
日本の縁側みたいな、外であり内であるみたいな
曖昧な結界的な境界線を他の民族に期待するのは
難しいんだろうね。
2012-01-28
 

Vader

facebookが参入した時は、日本では実名SNSが流行るのか懐疑的だったが、その勢いは凄い。みんな確かにパブリックの価値に気付いているのかもしれない。
2011-12-08