今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2011/12/09更新

「上から目線」の構造 (日経プレミアシリーズ)

161分

5P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な
アマゾン詳細ページへ

「上から目線」に反発する人たちの心理がわかる本

目上の人のアドバイスに対して「上から目線」だと反発する人が目立つ。なぜ「上から」が気になるのか。心理学的な見地から、そのメカニズムを解明している。
若者を部下に抱える中間管理職の方や、上から目線が気になる人に納得感を与える1冊。

超短要約

目上の人の助言を「上から目線」と非難するタイプの人は、見下されるのではないかという不安が強い。そのため、本来は役に立つアドバイスも、こちらに対して優位を誇示する材料だと受けとめてしまう。

人を見下す傾向のある人に限って、人が自分を見下すのではないかといった恐れを抱きがちである。人より優位に立ちたいのに、現実にはそうならない自信のない人が、相手の「上から目線」を過度に気にする。

つまり「上から目線」と感じるのは、その人がコンプレックスを抱えているからである。

著者 榎本 博明

1955年生まれ。MP人間科学研究所代表 心理学博士 東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、大阪大学大学院助教授、名城大学大学院教授等を経て、MP人間科学研究所代表。 産業能率大学、システムブレーンでも心理学をベースにした企業研修・教育講演を行う。

この本を推薦しているメディア・人物

日本経済新聞 日本経済新聞
週刊 東洋経済 2011年 11/19号 [雑誌] 週刊 東洋経済 2011年 11/19号 [雑誌]
情報考学 Passion For The Future 情報考学 Passion For The Future
橋本 大也
ビジネスブックマラソン ビジネスブックマラソン
土井 英司
TOPPOINT TOPPOINT

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
プロローグ 「上から目線」とは何か p.3 9分
第1章 なぜ「上から目線」が気になるのか p.19 24分
第2章 「上から」に陥りがちな心理構造 p.61 29分
第3章 空気読み社会のジレンマ p.111 29分
第4章 目線に敏感な日本人 p.161 21分
第5章 「上から目線」の正体 p.197 14分
おわりに p.222 2分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

フリーターという生き方 フリーターという生き方
[Amazonへ]
近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」 (光文社新書) 近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」 (光文社新書)
[Amazonへ]
「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3)) 「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))
[Amazonへ]
「甘え」の構造 [増補普及版] 「甘え」の構造 [増補普及版]
[Amazonへ]
明治大正史 世相篇 新装版 (講談社学術文庫) 明治大正史 世相篇 新装版 (講談社学術文庫)
[Amazonへ]
タテ社会の人間関係 (講談社現代新書 105) タテ社会の人間関係 (講談社現代新書 105)
[Amazonへ]
母性社会日本の病理 (講談社プラスアルファ文庫) 母性社会日本の病理 (講談社プラスアルファ文庫)
[Amazonへ]
道をひらく 道をひらく
[Amazonへ]
[新装版]人を活かす経営 [新装版]人を活かす経営
[Amazonへ]

ユーザーのしおりメモ (4)

Naofumi Tsukamoto

勘違いしてはならないのは、自分を受け入れるということの意味である。ちっぽけで未熟な自分だけど、何とか少しでも大きな人間になりたいと頑張っている、そんな健気な自分を認めてあげよう、応援してあげよう、肯定してあげようというのが、自分を受け入れるということだ。「そのままの自分を受け入れる」ということと、「そのままでいい」ということは、同じではないのだ。
2013-02-05
 

Naofumi Tsukamoto

理想自己を自己評価の基準として取り入れることで、社会的比較による縛りを多少なりとも緩めることができる。「人は人、自分は自分」ということだ。自分の理想とする姿は彼とは違う。目指すところが違うのだから、比較しても意味がない。
2013-02-05
 

Naofumi Tsukamoto

本物のプライドを持っている人、つまり自尊心が高く安定している人は、尊大さの鎧で身を固める必要はない。見下されるのではといった不安もなく、自分の空虚や自信のなさを見透かされるのではないかといった恐れもない。ゆえに、自分の弱みを笑い飛ばせる心の余裕がある。
2013-02-05
 

lsieu

つまり「上から目線」と感じるのは、その人がコンプレックスを抱えているからである。はい、僕のことです。
2011-12-26