日本の「行動観察」の第一人者とされる著者が、その手法を多くの実例を紹介しながら解説している。顧客の潜在ニーズを探る方法として注目されている「行動観察」の入門書。
行動観察のポイントは次の2点である。
①必ず現場に行って、人間の行動を観察すること
②根拠のあるソリューションを提案すること
行動観察は「観察」「分析」「改善」のステップで進め、大切なことは客観的な事実から、仮説をたてることである。
著者 松波 晴人
1966年生まれ。大阪ガス行動観察研究所所長 株式会社エルネット技術顧問 経済産業省サービス工学推進委員会委員 大阪ガス入社後基盤研究所にて、生理心理学、人間工学関係の研究活動に従事。米国コーネル大学大学院にて修士号取得後、和歌山大学にて博士(工学)を取得。 2005年より行動観察ビジネスを開始。2009年に大阪ガス行動観察研究所を設立し、所長に就任。
週刊 ダイヤモンド 2011年 11/26号 [雑誌] ブックファースト 仕入企画担当 平井 直子 |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
週刊 東洋経済 2011年 11/12号 [雑誌] |
情報考学 Passion For The Future 橋本 大也 |
THE 21 (ざ・にじゅういち) 2012年 03月号 [雑誌] |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.3 | 3分 | |
第1章 行動観察とは何か? | p.11 | 9分 | |
第2章 これが行動観察だ | p.25 | 146分 | |
第3章 行動観察とは科学である | p.253 | 9分 | |
おわりに | p.267 | 3分 |