これから生き残る日本企業は、グローバル化と無縁ではいられない。今後は、正社員でも、グローバル人材になれない人が憂き目を見るようになる。グローバル人材とは、「仕事の進め方」がグローバルに通用する人である。英語ができてもグローバル人材とは限らない。英語とセットで仕事の進め方やそのもとになる思考や行動をグローバル流にすることが重要である。
リーダーシップのためのルール
①人の前に(文字通り)立つ
②会議では3番目までに発言する
③結果イメージを描く
④「現状→正反対→ギャップ解消(第3の道)」など3拍子で話ながら考える
⑤違和感を大切にする
⑥20人に構想をぶつけて意見を聞く
プロジェクト化のためのルール
①課題を明確にする(WHY)
②目的・ゴールを設定する(WHAT)
③解決策(複数)を仮説として出す(HOW)
④解決策策定・実行スケジュール化する(詳細HOW)
⑤役割分担を決める
⑥実施しつつ、モニタリングする
⑦最終評価を行い、学習事項を整理する
著者 キャメル・ヤマモト
デロイトトーマツコンサルティングディレクター ビジネス・ブレークスルー大学教授 外務省に入省。エジプト・英国留学、サウジアラビア駐在などを経て、人材・組織コンサルタントに転身。外資系人事コンサルティング企業ヘイコンサルティンググループ、ワトソンワイアットを経て、現職。日本企業の国際展開におけるグローバルな人材マネジメントと国際M&Aを支援するコンサルティングに従事している。
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
人材教育 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.1 | 2分 | |
第1章 このままであなたは大丈夫ですか? | p.13 | 14分 | |
第2章 リーダーシップのルール「まず、人前に立て」 | p.39 | 28分 | |
第3章 グローバルな仕事のルール プロジェクトと「時間ケチ」 | p.93 | 21分 | |
第4章 コミュニケーションのルール 「沈黙は罪!」英語以前の会話の話 | p.133 | 16分 | |
第5章 交渉のルール お互いの利益を見つければ、100戦あやうからず | p.164 | 19分 | |
第6章 成長戦略のルール どこでも通用する「専門性」と「コンセプト力」 | p.200 | 13分 | |
第7章 キャリアのルール 10年後のために、あなたが「今」からやるべきこと | p.225 | 15分 |
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