毎日新聞専門編集委員である著者が文章の書き方をわかりやすく説明している。書く事が思いつかない時にどうすれば良いか、伝わる文章を書くにはどうすれば良いかを、わかりやすく事例をもとに説明している。
書く事が思いつかない時には、具体的に描写しやすく、書き進めやすい題材を選べば良い。それには「思う」ことより「思い出す」ことをすれば良い。
感想を書くのではなく、その時の状況を再現して報告するつもりで書くと伝わる。
著者 近藤 勝重
1945年生まれ。毎日新聞客員編集委員、コラムニスト 南海放送で記者を務めた後、1969年に記者として、毎日新聞へ移籍。大阪本社時代には、社会部の記者として名を馳せた。また、毎日放送ラジオ報道部制作(MBSラジオ)の報道番組『諸口あきらのイブニングレーダー』で、長年にわたってコメンテーターを務めていた。 1993年に東京本社へ異動してから、「サンデー毎日」編集長、論説委員、同本社の夕刊編集長などを歴任。 早稲田大学大学院政治学研究科のジャーナリズムコースに出講、「文章表現」を教えている。
週刊 東洋経済 2011年 11/12号 [雑誌] |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
まえがき | p.3 | 2分 | |
第1章 記憶を描写してみよう | p.15 | 30分 | |
第2章 伝わる文章の秘密 | p.77 | 34分 | |
第3章 そもそも書く手順とは? | p.147 | 12分 | |
第4章 文章はこう直す | p.173 | 19分 | |
あとがきに代えて | p.213 | 5分 |
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