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2011/11/28更新

Googleの脳みそ―変革者たちの思考回路

358分

4P

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閉塞感を破るための処方箋

閉塞感のある日本において必要なのは、変革者たちの思考回路、即ちGoogleの脳みそであると説く。現実に即さない法規制やルールを前に、何も疑わずに従っていれば、ルールは変わらない。
検索、ストリート・ビュー、ユーチューブ、Googleブックス。著作権やプライバシー問題の批判を浴びながらも、それが社会のためになるのであれば、行動することの大切さを説いている。

超短要約

「社会にとって良いことだと思えば、まず果敢に挑戦する」という精神こそ『Googleの脳みそ』である。
新しいビジネスが合法なのか違法なのか、はっきりしないグレーゾーンの場合、日本の上場企業経営者のほとんどが事業計画を断念するが、グーグルは違う。「許可をもらうより謝る方が楽だ」という発想で、果敢に挑戦する。
私たちには、現実に即さない法規制やルールがあれば、それを疑って行動することが求められている。

著者 三宅 伸吾

1961年生まれ。日本経済新聞社 編集委員 (証券部兼政治部) 企業、官庁、政治取材を経て2003年から編集委員。企業家、法律家、政策立案関係者に幅広い人脈を持つ。

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オリックス シニア・チェアマン 宮内 義彦

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
[プロローグ] 未来を創り出す興奮 p.7 10分
[第1章] Googleの脳みそ-ルールを創る企業家精神 p.21 30分
[第2章] 嫌なら断れ-司法判断を無視する自由 p.61 18分
[第3章] 現代のガリレオ裁判-「清き1票」で未来は変わるか」 p.85 34分
[第4章] 法曹界のヒラメ-「法の担い手」は社会の味方か p.131 25分
[第5章] もたれ合いからの脱出-市場の規律と倒産の政治学 p.165 52分
[第6章] 夢見る社長じゃいられない-政権交代と企業法 p.235 19分
[第7章] アリとキリギリス-「成長」と「閉塞」社会の比較考 p.261 22分
[第8章] 10の解毒剤-元気なニッポンへの処方箋 p.291 37分
[エピローグ] 「謀反」のすゝめ p.341 4分

キーワード

フェアユース規定

アメリカ合衆国の著作権法などが認める、著作権侵害の主張に対する抗弁事由の一つ。同国の著作権法107条…

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ユーザーのしおりメモ (3)

es_y_takam_twi

googleは著作権侵害やプライバシー侵害に触れる可能性のあるサービスを推し進めることにより、世界で巨大なシェアを獲得するまでに至った。その過程で、様々な法的な圧力があったが、「新技術は安定した秩序を脅かすものである。いちいち許可をとるのは無理だ。」というgoogleのスタンスを貫いた。お伺いをたてて行動に移すというプロセスを打破しなければいけない状況は日々の業務でもあるなと思った。 
2011-11-29
 

Shinpei Nozue

読んでみたいな。。。この本。
2011-11-23
 

Taiki Kimura

パッと読んで、「日本人には難しい考え方」と思ってしまうのが悲しいところ? 減点法が好きな日本でベンチャーが育ちにくいのは根本にこういう発想や許容力が欠けてるからではないかと。
2011-11-22