テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のレギュラーコメンテーターをつとめる著者が、現在のグローバル経済の状況と今後の動向を説明している。
リーマン・ショック後の2年間は、新興国のインフレ圧力と先進国のデフレ圧力はせめぎあっていた。しかし現在、中国、インド、ブラジルなどの新興国を中心としたインフレ圧力は、先進国のデフレ圧力を凌駕しようとしている。世界は着実にインフレへと向かっている。
世界的なインフレ拡大により、日本も2013年以降にデフレを脱却すると予想している。
著者 熊谷 亮丸
1966年生まれ。大和総研チーフエコノミスト 日本興業銀行(現みずほFG)を経て、2007年大和総研・シニアエコノミスト。2010年より現職。 財務省「関税・外国為替等審議会」専門委員、参議院予算委員会調査室客員調査員等の公職を歴任。大阪経済大学非常勤講師。各種人気投票で、エコノミスト、為替アナリストとして、合計7回、1位を獲得。
週刊 ダイヤモンド 2011年 10/1号 [雑誌] |
週刊 ダイヤモンド 2011年 10/15号 [雑誌] |
TOPPOINT |
日本経済新聞 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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第1章 インフレへと向かう世界の潮流 | p.19 | 26分 | |
第2章 原油高騰の衝撃 | p.57 | 24分 | |
第3章 円高への防波堤はあるか? | p.91 | 21分 | |
第4章 米国は「長期構造不況」ではない | p.121 | 24分 | |
第5章 中国経済の光と影 | p.155 | 23分 | |
第6章 東日本大震災後の日本経済 | p.187 | 23分 | |
第7章 日本経済再生には何が必要か | p.219 | 31分 | |
第8章 日本国債暴落は避けられるのか | p.263 | 21分 | |
第9章 世界インフレ下での資産防衛戦略 | p.293 | 16分 |