欧米に追随するだけでは、欧米を抜くことはできない。日本的経営は日本の文化である。どのようにして日本的経営が生まれたのか、その源流をしっかりと学ぶことで、日本的経営を考える。
社会に付加価値をもたらすのは企業であり、その企業を動かすのは人である。経営改革は企業と人の本質をしっかり踏まえたものでなければならない。
日本的経営は、日本の風土、歴史、文化が生み出したものである。そして、創造的吸収力に富む融合力を特徴としている。日本的経営は今後、21世紀の要求に応えて進化していくだろう。
著者 吉村 久夫
1935年生まれ。日経BP社・特別参与 日本経済新聞社に入社し、日経産業新聞編集長を経て、日経BP社の取締役、常務・専務・副社長・社長・会長などを歴任し、現在は特別参与。そのほか大阪経済大学経営学部客員教授と清華大学(中国)客員教授を務めている。
経営者80人が選ぶ「わが1冊」 (ピンポイント選書) サイバーエージェント 代表取締役社長 藤田 晋 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.1 | 2分 | |
第一章 問われる企業の統治能力 | p.9 | 9分 | |
第二章 企業とはいったい何か | p.25 | 8分 | |
第三章 日本企業はなぜ強かったか | p.39 | 9分 | |
第四章 日本的経営はどこから来たか | p.55 | 10分 | |
第五章 日本的経営はどこへ行くのか | p.73 | 11分 | |
第六章 二十一世紀の企業像 | p.93 | 12分 | |
第七章 企業トップの条件 | p.115 | 16分 | |
第八章 全員リーダーの時代 | p.143 | 12分 | |
第九章 新日本人の誕生へ | p.165 | 12分 | |
あとがき | p.186 | 1分 |
取締役の条件―21世紀のコーポレート・ガバナンスはどうあるべきか [Amazonへ] |
わが友 本田宗一郎 [Amazonへ] |
資本主義と自由 (日経BPクラシックス) [Amazonへ] |
小倉昌男 経営学 [Amazonへ] |
日本の経営 〔新訳版〕 [Amazonへ] |
帝王学―「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫) [Amazonへ] |
敗戦真相記―予告されていた平成日本の没落 [Amazonへ] |
武士道 (岩波文庫) [Amazonへ] |
名誉と順応―サムライ精神の歴史社会学 (叢書「世界認識の最前線」) [Amazonへ] |
仕事の哲学 (ドラッカー名言集) [Amazonへ] |
新日本永代蔵 ―企業永続の法則 [Amazonへ] |
ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 [Amazonへ] |
日本的経営の論点―名著から探る成功原則 (PHP新書) [Amazonへ] |
新訂 孫子 (岩波文庫) [Amazonへ] |