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2011/08/11更新

経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目

  • 新 将命
  • 発刊:2009年12月
  • 総ページ数:288P

236分

4P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

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理念・ビジョンは利益につながる

理念・ビジョンを作成し、社内外に浸透させる事は重要である。人は、大きいことを信じた時に大きな仕事をする生き物である。夢やビジョン、使命感があると単に利益を求める集団に比べ、社員は大きな仕事をする。


情熱を持つこと

経営者にとって特に重要な資質は「情熱」である。情熱を燃やし続けるには、以下の2つの方法がある。
①自らやりたいと思える目標を短期(1年)と長期(3〜10年)で追い続ける。
②情熱の火を分けてくれる人と付き合う。


大局観を持って意思決定すること

経営者は小さなことを理解しながらも、常に全体最適を考えなければならない。その時には「多・長・根」を意識すると良い。

多:多面的・複眼的に物事を見ること
長:短期ではなく長期で見通すこと
根:枝葉末節ではなく根本に注意を向けること


既存顧客を大切に

勝ち組企業の特徴は①リピート率の高さ、②新規顧客の継続的開拓にある。重要な方は、既存客の固定化である。そのためには顧客満足ではなく、顧客感動が必要である。

ex. 定年で住宅ローンを満了した顧客に支店長が花束を持ってお祝いに行く。


胆識を養う

経営者には胆識が必要である。胆識とは「知識を持っていて、それに自分の見識を加え、リスクを恐れず決断し行動に移す能力」のことである。
決断を正しいものにするには、次の2つが必要である。

①自分と反対の性格の人間をそばに置くこと。
②撤退プランを作っておくこと。


社員に「任せる」ことが大切

1人の人間にできることは限られている。企業が成長するには社員に任せることが必要になってくる。その際、正しい任せ方は次の4つである。

①日頃から部下の能力を見極めておく。
②事後報告だけでなく、経過報告や中間報告を受ける。
③必要に応じて部下にヒントを与える。
④最後の責任は社長がとる。


人間関係が成功の鍵

社員に行動を促し、結果を出させるのは難しい。人は勘定や論理だけでは動かない。必要なことは「論理+勘定=情理」である。経営者に必要なことは、このバランスである。人間関係づくりのポイントは「丁褒感微名」

丁:丁寧に接する。
褒:いいところを認め、褒め惜しみをしない。
感:ありがとうの言葉を忘れない。
微:微笑み、スマイルを常に意識する。
名:会話に相手の名前を盛り込む。