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2011/12/26更新

人はなぜだまされるのか (ブルーバックス)

231分

2P

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人間が進化の過程で身につけた心理特性を解き明かす

心の動きを生物の進化に基づいて考える「進化心理学」の観点から、人間の心の本質を解明している。なぜ錯覚を起こすのか、なぜ記憶は歪められるのか、なぜ噂を信じてしまうのか。人間の心の動きの由来をわかりやすく説明している。

超短要約

人がだまされるのは、人間の進化と関係しており、元々「他者を信じやすい」という遺伝的特性を持つからである。
人類が現れた300万年前から1万年前までは狩猟採集の時代であり、人間は小集団で生きてきた。そのため他者は協力集団のメンバーであり、信じることが集団を一致協力させる上で有利であった。
最近1万年の数百人以上の規模で交流が行われる文明社会では、様々な見解が錯綜するようになった。そのため、私たちは信じること以外に、適切に疑うことも大切である。

著者 石川 幹人

1959年生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部教授 企業および国家プロジェクトの研究所を経て、現在、明治大学情報コミュニケーション学部教授。学部・大学院では、生物物理学・心理物理学を学び、企業では人工知能の開発に従事。遺伝子情報処理の研究で博士号(工学)を取得。専門は認知情報論および科学基礎論

この本を推薦しているメディア・人物

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 5分
第1章 錯視 高度な視覚機能のなせるわざ p.15 14分
第2章 注意 明らかな変化なのに気づけない p.37 17分
第3章 記憶 歪められたり、作られたり p.65 16分
第4章 感情 集団を支える怒りと恐怖と好奇心 p.91 14分
第5章 想像 壁のシミが幽霊に見えるわけ p.113 12分
第6章 信念 なぜ噂を信じてしまうのか p.133 20分
第7章 予測 将来の危機を過小評価する心の働き p.165 15分
おわりに p.189 4分

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ダーウィンの危険な思想―生命の意味と進化 ダーウィンの危険な思想―生命の意味と進化
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