石川島播磨重工業、東芝の社長、経団連会長を務め、戦後復興に全力を尽くし、高度経済成長を駆け抜け、晩年は国家再建に命を燃やした人物、土光敏夫氏。
私生活では贅沢を嫌い、社長時代も生活費は月3万円。好物はメザシだったという土光氏の言葉の数々。
土光敏夫は、石川島播磨重工業、東芝の社長、経団連会長、第二次臨時行政調査会の会長を務めた人物である。技術屋としてサラリーマンからキャリアをスタートし、石川島播磨重工業で社長にまで上りつめた。
戦後の焼け野原からの奇跡の復興に全力を尽くし、高度経済成長時代を駆け抜け、その後は財政赤字削減を訴えた。
社長という身分になっても、一ヶ月3万円の生活を続け、生涯を通して質素な生活を通したことで「清貧の人」と言われた。
著者 出町 譲
1964年生まれ。テレビ朝日 経済部 「報道ステーション」ニュースデスク 90年時事通信社入社。経済部、松江支局、外国経済部を経て、98年からニューヨーク特派員。米国経済や国際金融などをカバー。2001年帰国、同年テレビ朝日入社。経済部で内閣府、日銀、財界などを担当。06年に「スーパーJチャンネル」ニュースデスク。翌07年「報道ステーション」ニュースデスクとなる。
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ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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序章 「清貧と改革」の”聖地”取り壊し | p.13 | 7分 | |
第1章 底辺からの出発 | p.23 | 23分 | |
第2章 復興と企業再生への執念 | p.55 | 36分 | |
第3章 原発と日本の技術力 | p.105 | 21分 | |
第4章 田中角栄との「決闘」 | p.135 | 16分 | |
第5章 清貧と臨調 | p.157 | 37分 | |
第6章 わが師、石坂泰三の教え | p.209 | 13分 | |
第7章 城山三郎と語る | p.227 | 13分 | |
終章 「土光敏夫」のDNA | p.245 | 6分 |
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およそ独創的な仕事といえるものも、執念の産物であることが多い。
2011-11-30
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