ほとんどの成功企業も元々のプランは失敗している。そこから、顧客の反応を見ながら、独自の着想を追加し、試行錯誤していくことで、成功している。
アップル、ザラ、アマゾン、グーグル、トヨタ、ペイパル、スカイプ他、成功20社の徹底調査からわかった鉄則を紹介している。

業界の地図を塗り替えるような破壊的アイデアは、プランAからは生まれない。その失敗を検証することによって生まれるプランBによって成し遂げられる。
仮説の検証と定量的なデータを用いた分析、試行錯誤によるビジネスモデルの改善が重要である。

著者 ジョン・マリンズ

ロンドン・ビジネススクール教授 起業とベンチャーキャピタルについて教えており、四大陸で定期的にワークショップも開催する。起業した会社3つを持つベテランで、2つは共同創設し、1社は上場した。新興企業について無数の雑誌記事やケーススタディを執筆、起業やベンチャー資本について各種の聴衆に定期的に講演を行っている。

スタンフォード大学教授 クライナー・パーキンス・コーフィールド&バイヤース　パートナー クライナー・パーキンスのパートナーとして、企業に出資して立ち上げる支援をしている。かつては弁護士として開業し、その他ルーカスアーツ・エンターテインメント社とクリスタル・ダイナミクス社のCEO、クラリス社の協同創設者、GO社のCFO、雑用係、パン屋、音楽プロモーターなどを歴任。