創業200年以上の歴史を持つ老舗うなぎ屋『野田岩』5代目が、うなぎ職人としての人生を語っている。なぜ生涯職人として生きるのか?老舗にとって大切なことは何か?店にとって大切なことは何か?
うなぎ職人の人生を通して、商売にとって大切なことがわかる1冊。
今の野田岩があるのは、何十年も前から将来を見据えて人材について考え、苦楽を共にしながら従業員を育ててきたからである。
人材を育てるためには他人任せではなく、オーナーシェフ自らが現場に出て、従業員と一緒に取り組むことが重要である。
著者 金本 兼次郎
1928年生まれ。寛政年間創業のうなぎ屋「野田岩」五代目 1957年、四代目の父の後を継いで以来、百貨店出店、老舗の味を受け継ぐ人材の育成など「商人」として事業発展に手腕を発揮。うなぎとワインの組み合わせ提案、真空パック商品の開発など新しい試みを次々と実践。伝統の看板を守りながらも、革新を続けている。 2007年、単越した技能と後進の指導育成に寄与したことが高く評価され、厚生労働省「卓越した技能者の表彰(現代の名工)」に選出される。 ミシュランガイド東京2011年版では、一つ星を獲得。
日経トップリーダー |
週刊 ダイヤモンド 2011年 8/20号 [雑誌] |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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プロローグ 生涯職人、人生はこんなに楽しい | p.2 | 3分 | |
第一章 頑固なまでにこだわって | p.13 | 18分 | |
第二章 父の背に学ぶ職人としての生きざま | p.45 | 18分 | |
第三章 母が説いた商人としての心意気 | p.77 | 9分 | |
第四章 先の見えない時代だからこそ | p.93 | 19分 | |
第五章 次代を担う人材を育てる | p.127 | 20分 | |
第六章 人間として、教養人として | p.163 | 21分 | |
エピローグ これからもお客さまと共に | p.201 | 4分 |
この本を読んで『野田岩』に行ってみたくなりました。ワインとうなぎのマリアージュか・・・。
2011-11-30
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