科学者であるとともに出版業者、哲学者、経済学者、政治家、そして米国の「独立宣言」の起草に関わったアメリカ資本主義の育ての親、ベンジャミン・フランクリン(1706‐90)。その半生の記録がここに淡々とつづられている。その「自伝」を完訳で紹介する。
印刷業者、ジャーナリスト、哲学者、発明家、慈善事業家、政治家、科学者、文学者・・・。多彩な肩書きを持ち、しばしば「18世紀アメリカのレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称されるフランクリンは、どの分野においても時代の第一人者であった。そして、本書は「フランクリンの十三徳」と呼ばれる、フランクリン自身が試行錯誤の末に編み出した、良い習慣を身につけるための手順と方法の解説が書かれている。
著者 フランクリン
1706年生まれ。ベンジャミン・フランクリン アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者 印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした。また、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにしたことでも知られている。 現在の米100ドル紙幣に肖像が描かれている。 勤勉性、探究心の強さ、合理主義、社会活動への参加という18世紀における近代的人間像を象徴する人物。己を含めて権力の集中を嫌った人間性は、個人崇拝を敬遠するアメリカの国民性を超え、すべてのヤンキーの父として讃えられる。 『フランクリン自伝』はアメリカのロング・ベストセラーの一つである。
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