心理学者であり「社会的影響」の研究における第一人者が、人を説得するために必要な5つの法則を説く。
人を説得するには、次の5つの要素が大切である。
①単純にすること
②相手の利益に訴えること
③意外性があること
④自信をもって対応すること
⑤共感を得ること
瞬間で人を説得するには特に「意外性」が大切である。人の興奮を鎮めたり、発奮させたり、取引をまとめることまで、瞬間説得には、予想の裏切り、どんでん返しの筋書きなど、様々な形の意外性が必要である。
著者 ケヴィン・ダットン
1967年生まれ。心理学者 「社会的影響」の研究における第一人者。ケンブリッジ大学セント・エドマンズ・カレッジのファラデー科学・宗教研究所で研究員を務める。
マインドマップ的読書感想文 smooth |
日本経済新聞 |
tokuriki.com 徳力 基彦 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.13 | 14分 | |
1章 本能に注目しよう | p.29 | 24分 | |
2章 赤ちゃんには逆らえない | p.57 | 40分 | |
3章 脳の衝動性を利用する | p.103 | 43分 | |
4章 説得の奥義 | p.152 | 36分 | |
5章 数を味方に | p.193 | 36分 | |
6章 瞬間説得のメカニズム | p.234 | 48分 | |
7章 サイコパスの能力 | p.289 | 40分 | |
8章 影響力の可能性 | p.335 | 31分 | |
あとがき | p.371 | 10分 |
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