松下幸之助の考え方はよくわかる。しかしその考え方を、日々どう実践していけば良いのか。
松下幸之助の考え方を自らの行動の羅針盤にして、経営に活かしてきたパナソニックの中村会長へのインタビューをもとに書かれた本。

・仕事に前向きで忍耐強い人であれ
・大事なのは率先垂範
・人の心をつかむこと
・経営者にとって重要な資質は撤退できること
・困難を突破する人であれ
・常にスピードを意識して仕事をすること
・謙虚で真摯であること
・素直に、あるがままを見ること
・自分が「創業者」という心持ちを持つこと
・すべてに学ぶ姿勢を持つこと
・目標を明確にし、実行するのがプロジェクト成功の秘訣
・理念を実践する人であれ
・顧客創造のため真心を持つこと
・伝えることを大事にせよ
・危機に強い人であれ
・「破壊と創造」を実践し常に変わることが大切
・傲慢になってはいけない
・自問自答を忘れるな
・あたりまえのことを実行すること
・共存共栄を目指す人であれ

著者 中村邦夫

1939年生まれ。パナソニック株式会社代表取締役会長 日本経団連副会長 松下電器産業（現・パナソニック）を根底から180度改革した人物として有名。 1962年松下電器産業入社。1985年家電営業本部首都圏家電総括部東京商事営業所長、1989年アメリカ松下電器パナソニック社社長、1992年イギリス松下電器社長を経て、1993年松下電器産業取締役、米州本部長兼アメリカ松下電器会長。同年北米本部長。1996年常務、1997年専務、AVC社社長、2000年社長を経て、2006年より現職。