日本女子サッカー代表「なでしこジャパン」の佐々木監督が、これまでの選手指導方法やコミュニケーションの取り方、なでしこジャパン躍進の経験を語る。人との育てる方法やコミュニケーションをどうすべきか、女性を部下に持つ管理職の人にも参考になる1冊。
サッカーにおける最高の戦術とは、選手が「自分らしさに自信を持つこと」である。選手が伸び伸びと自分を表現するためには、指導者は選手の長所を認め、それを本人に伝え、選手自身が努力するように仕向けることである。
著者 佐々木 則夫
1958年生まれ。サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)監督。 現役時代のポジションはMF、DF。 明治大学を経て(同期に木村和司)日本電信電話公社に入社。電電関東/NTT関東サッカー部(大宮アルディージャの前身)でプレー。1981年には全国社会人大会で優勝を経験。一時はサッカーを離れたものの、その後ピッチに復帰。1986年には全国地域リーグ決勝大会での優勝に貢献し、同サッカー部を日本サッカーリーグ2部に昇格させた。 33歳で現役引退後は指導者の道を歩み、1998年には大宮アルディージャ監督を務め、その後は大宮の強化普及部長及びユース監督を歴任。2006年1月から、サッカー日本女子代表コーチ及びU-20日本女子代表監督に就任。2007年12月に日本女子代表監督に就任した。
経済界 2011年 8/23号 [雑誌] |
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 9/6号 [雑誌] |
BRUTUS (ブルータス) 2012年 1/15号 [雑誌] |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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第1章 はじまりは、アクシデント | p.7 | 4分 | |
第2章 ひたむきさとは、「できる」と信じる心 | p.13 | 23分 | |
第3章 最高の仲間たちと | p.51 | 18分 | |
第4章 新しい力 | p.81 | 15分 | |
第5章 世界がたたえる「なでしこ力」 | p.105 | 11分 | |
第6章 横から目線 | p.123 | 23分 | |
第7章 歩々是道場 | p.161 | 10分 | |
第8章 なでしこたちから学ぶこと | p.177 | 5分 | |
第9章 則夫力 | p.185 | 9分 | |
第10章 金メダルの重み | p.199 | 10分 | |
第11章 なでしこの未来 | p.215 | 4分 |
サッカー日本女子代表の愛称。2004年に制定された。 制定のきっかけは日本サッカー協会(JFA…