危険な金融商品
20年もの間、金融不況から抜け出せない日本。この不況のなかで、証券会社と銀行は本来の役割を放棄して手数料稼ぎに邁進している。不況はまた、人々の心を荒廃させ、詐欺まがいの投資手法が流行している。
本書では、巷で流行している危険な商品について説明している。
・ 確定利付きのFX商品は本来組成不可能であり詐欺である
・ 投資信託の運用成績は作ることができる
・ 通貨選択型ファンドは実はハイリスク
・ ステップアップ預金は預金者にとって不利
・ 新興国通貨投資は為替手数料が極端に割高
・ 海外口座開設の仲介業者には詐欺も多い
騙される人の共通項
騙される人には、共通項がある。
① リターンしか見ていない。
② 優遇されていない人生を送ってきた