健康は自律神経のバランスで決まる
私たちの体は「交感神経」と「副交感神経」によってコントロールされている。前者は「興奮」する時に優位に働き、後者は「リラックス」する時に優位に働く。いわば2つは、アクセルとブレーキの役割をしている。
このバランスが崩れると免疫力が低下し、病気になりやすくなる。副交感神経は、男性で30歳、女性で40歳頃に低下していき、これが体力の低下を感じる原因になっている。
交感神経と副交感神経のどちらかが低くなった場合、心身に病的な状態が現れることが多い。両方とも低い場合は、パフォーマンスは出ないが健康状態はさほど悪くない。
日本では多くの人が副交感神経が下がったままで生活している。そのため、副交感神経を高く保つことが健康の秘訣である。これには「ゆっくり動く」ことが良い。
自律神経のバランスを良くする生活習慣
・余裕のある行動をとる。常に30分前を意識する。
・睡眠不足は自律神経のバランスを崩す。
・酒の飲み過ぎは最悪。
・朝の運動ではなく、夕方から寝る前1時間前までの運動が理想。
・深呼吸する。
現段階で、自律神経を確実にコントロールできるものは「呼吸」である。深呼吸が大切である。