仕事における3つの原則
①頼まれたことは、必ずやりきる
②50点で構わないから早く出せ
③つまらない仕事はない
社会人になったばかりの人にとって、最も大切なことは「頼まれたことは、絶対にやりきる」という事である。仕事を頼む立場に立つと、催促しないと仕事をしない人は信頼できない。頼んだことを、とりあえず最後までやってくれる人には、また仕事を依頼しようと考える。
その際、100点満点の成果物を出す必要はない。50点の仕事に赤ペンを入れてもらい、アップグレードすれば良い。上司や先輩、同僚等の周囲の力を使っても良いので、良い成果を出すのと同時にスピードも重視すること。
世の中にはつまらない仕事はない。会議の議事録作成一つでも、その仕事は何のためにやるのか、その意味と目的を知れば、様々な工夫ができる。役員用にA41枚にまとめるのか、参加者の発言を証拠として残すものなら、丁寧に書き込むのか。単調な作業であっても、見方を変えることで、向き合う仕事が違って見える。
主な仕事のやり方 ※詳細目次参照
・何があっても遅刻はするな
新入社員に対して、受け入れる側が見るのは、「社会人として当たり前のことができる人物か」ということ。最初の印象でその後のキャリアが決まると思うこと。
・メールは24時間以内に返信せよ
対応が早いだけで2割増しの評価を与えられる。その際、メールはわかりやすく書くこと。例えば、冒頭に要件を置き、後に具体的な内容を書く。
・仕事の締め切り日を重視すること
仕事の優先順位で最も重視するべきは、締め切り日である。まず締め切り日を確認すること。また、その目的も確認できれば、より良い仕事ができる。
・仕事の効率は「最後の5分」で決まる
打合せでは、必ずメモやノートを取ること。合意したことをまとめ、書き出し、確認する。最後5分間を惜しまないことで、仕事の方向を誤るリスクから解放される。
・予習・本番・復習は3対3対3
予習(準備)、本番(会議)、復習(フィードバック)は、同じ比率で重要。準備や復習を怠らないこと。準備する際には根回しも大切。
・会議では新人でも発言せよ
新人には、新鮮な目線が求められている。何も発言しないよりも、発言する新人の方が見込みがある。
・アポ取りから始めよ
仕事の中で自分がコントロールできない部分は、まずそこを埋めること。客先のアポ等は、相手の都合があるので、自分都合で進まない。先にアポを取り、残りの時間を自分のみで作業できる仕事にあてる。
・朝のあいさつはハキハキと
新人は、まず顔と名前を覚えてもらうことが先決。
・仕事は盗んで、真似るもの
日頃の観察力を磨くこと。