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スピーチが失敗する原因

スピーチが失敗する原因の大半は「過度の緊張」にある。実はスピーチは聞く人も緊張している。この事を認識すれば、自分自身の緊張は和らぐ。


スピーチの奥義

・「ウケよう」と考えず、「これを伝えたいんだ」という情熱を持って突っ走る。
聴衆はそういう必死な姿に心を打たれる。

・「第一声」をジョークにする。
笑いは緊張をほぐす効果がある。ジョークを準備してスピーチに臨むこと。

・自慢話はしない。
自己紹介では自慢話にならないようにすること。プロフィールの裏の素顔を披露し、「ふつうの人」と感じてもらうことが重要である。

・紋切り型の挨拶は不要
短いスピーチであれば、挨拶抜きで本題に入ったほうが良い。

・日常風景を切り取ったような身近な話から始める。
演者が自分と似たような日常生活を送っているという部分で、聴衆は親しみを覚え、話に聞き耳をたてる。「スピーチの出だしに使える」ことを意識して、日常風景のネタを集めておくこと。

・「えっ、何の話」と思うような意外性のある言葉も効果的
スピーチをする以上は、話を聞いてもらわないと意味がない。「最初の1分で聴衆の耳目をひきつけられたら八割方は成功」と思って工夫を凝らすこと。

・相手の「頭のなか」に何を残すか、という事を優先する。
相手の関心が高くなさそうなら、興味を示してもらえそうな話題から本題に持って行く。知識が不足しているなら、丁寧でわかりやすい説明を心掛ける。

・聞き手のニーズを整理する。
聴衆の特性をリサーチし、聞き手のニーズが何かを考える。

・スピーチは短いほうがいい。
人間の集中力はもって15〜20分。それ以上話しても頭に残らない。スピーチも8割でやめるのが良い。15分と言われたら12分、5分と言われたら4分。
長いスピーチが必要な場合は、随所にジョークやオチをつけたり、話すトーンやリズムを変えて、飽きさせない工夫が必要。

・テーマは2つ以内に絞る。
3つ以上のテーマを話し手も、聞き手の頭には入らない。

・挫折や失敗の体験を入れる。
サクセス・ストーリーは、嫌味にとられることがある。「逆境があってこそサクセス・ストーリーが光る」ということを考慮する。


聴衆の心をわしづかみにする方法

・難しい話ほど平易な言葉を使う。
・「たとえ話」をうまく使う。
・ボディアクションを使う。
・「アイ・コンタクト」を大切にする。
・聴衆の反応が今ひとつの場合に備え、話のスペアを用意しておく。
・本番で「聴衆に伝えたい」情熱が沸点に達するようにリハーサルはほどほどに。