「食」に関して起こっている現象から、人々の心理的な変化を読み取っている。
時代の空気は食でつかむ
【食】ハイボールのヒット。
【時代】二番手市場にも鉱脈があることを示唆している。
【食】無肥料・無農薬に成功した「奇跡のリンゴ」の人気。
【時代】消費者はモノを買うのではなく、背後にあるストーリーを買う時代になっている。
【食】豆乳を使ったヘルシードーナッツ屋のヒット
【時代】「スイーツなのにヘルシー」といった、購入を正当化する「言い訳需要」の取り込みが重要になってきている。
【食】朝専用コーヒーのヒット
【時代】あえてターゲットやシーンを「狭める」ことで、むしろ伝えるべき本質が明らかになり、独自のポジションを獲得できる。
食から明日のビジネスが生まれる
【食】ファミレスが衰退し、すし屋などの専門店が繁盛している。
【時代】高い平均点を目指すのではなく、ある一点を徹底的に磨いていく必要がある。
【食】「トンテキ専門店」のヒット
【時代】あえて、すき間を狙って絞り込んだほうが、ターゲットの心を射抜く力を持っている。「程よいニッチ」がカギである。
【食】コーヒーチェーンはあるが、紅茶チェーンはない
【時代】何気なくセットで語ってしまう事象に対して、その違いを読み解いていくと、新しい気付きを生む。
【食】食べるラー油のヒットは、「かける」用途から「食べる」にずらしたのがきっかけ。
【時代】古いものをリミックスすることで、これまでになかった価値を提案したり創出できる。
これからの飲食店に求められるもの
【食】①家庭では提供できない料理、空間を提供する。
【時代】全ての商品・サービスは、家庭にはないものを提供しなくてはいけない。
【食】②サードプレイスとして機能する
【時代】人々の心理や行動を分析し、自分自身の価値を考えることが大切。
【食】カフェは、儲からない。カフェオーナーは、こだわりという名のエゴを押し付けやすい。
【時代】自分は何をやりたいかではなく、何が求められているかからスタートすることが大切。
思考停止しないために
【食】効果のないコラーゲン食のヒット
【教訓】玉石混交の時代だからこそ、自分にとって意味を持ちそうなものに対しては、自分自身で一度きちんと噛み砕いてから、飲み込むことが重要。
【食】トクホ商品が溢れかえり、認定された商品の価値が低下した。
【時代】全産業でコモディティ化が進んでいる。
【食】パンは日常食なので安くないと売れないと言われたが、2200円の高級食パンがヒット
【教訓】既成概念を打ち破れ。