飲食業界のコンサルタントとして活躍する著者によるクリアーな分析から次々浮かび上がるのは、あらゆるビジネスに通じるロジックと発想法である。
食に関して現在起こっている現象を読み解いていくと、その背景にはいつの間にか起こっていた人々の心理的な変化が潜んでいる。また、食の世界のヒット商品を分析することで、他業界にも応用できるビジネスのヒントを見るけることも出来る。更には、極めて身近な食の世界だからこそ、知らぬ間にある種の危機が忍び寄っているという側面もある。
著者 子安 大輔
1976年生まれ。株式会社カゲン 取締役 博報堂勤務を経て2003年、飲食業界に転身。2005年、共同で株式会社カゲンを設立し、取締役就任。飲食業界のプロデュースやコンサルティングに広く携わる。 著書に『「お通し」はなぜ必ず出るのか』がある。
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 6/21号 [雑誌] |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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「時代の空気」は「食」でつかむ | p.7 | 32分 | |
「明日のビジネス」は食欲から生まれる | p.61 | 25分 | |
飲食店のメカニズムを見抜く | p.103 | 24分 | |
思考停止しないために | p.143 | 23分 | |
おわりに | p.181 | 4分 |