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2011/08/29更新

伸び続ける会社の「ノリ」の法則 (日経プレミアシリーズ) (日経プレミアシリーズ 117)

  • 遠藤 功
  • 発刊:2011年5月
  • 総ページ数:202P

0分

3P

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「ノリ」とは何か

挑戦しない、リスクを取らない。閉塞感が漂う今の日本に最も大切なものは「ノリ」である。ノリとは、「個人や職場、組織に勢いがあり、盛り上がって前に進もうとする正のエネルギー」のことである。


「ノリ」のメリット

①ノリが良くなれば生産性が高まる。品質サービス、業績も良くなる。
人は気分良く働き、仕事そのものが面白いと思ったら、生産性は必ず高まる。

②経営の本質は、合理性ではなく情緒性
人の感情に働きかけ、人それぞれの持っている潜在的な能力を最大限に発揮させることが経営の真髄である。


「ノリ」を高める方法

①経営者は「ホラ」を吹くこと
経営者は夢や思いを熱く語ることが大切である。さらにその夢や思いはダイナミックなものであること。ホラを経営者と社員が共有し、ホラで終わらせないように、一致団結することで「ノリ」は生まれる。

②「神輿」を用意すること
ノリが良くても神輿がないと担げない。神輿を用意するのが経営者の最大の仕事である。神輿を用意するだけでなく、担ぎ手と同じ目線で、一緒に担ぎ、汗をかくことが大切である。

③ポジティブ・ワードを使うこと
過去形でなく未来形を使う。「私はこうする」「私はこうしたい」「さあ、一緒にやろう」と盛り上げ、仲間を煽る。また、感謝や認知の言葉、「ありがとう」「助かったよ」「いいね」を使う。

④目線を合わせ、触れ合うこと
アイコンタクト、ハイタッチなど行う。

⑤行動すること
とにかく機敏に動くことが、ノリを生み動きを良くし、またノリを生む。


ノリづくりの実践法

①「適度なストレス」を感じる仕事を与え、やる気を鼓舞する
②仕事を自分で選択させる
③仕事の意味を見直させ、その仕事の意味や価値を自覚させる