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2011/08/29更新

利他のすすめ~チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵

111分

3P

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日本理化学工業とは

日本理化学工業は、著者の父が創業したチョーク工場である。1959年に知的障害者を雇用して以降、現在は社員の約7割が知的障害者が占める。業界ではトップシェアの会社に成長した。


人が生きる上で最も大切なこと

著者は人生に心から満足している。その幸せをもたらしたのが知的障害者である。人が生きる上で最も大切なことは「人の役に立つことこと、幸せ」という言葉に尽きる。つまり、「利他」こそ幸せに生きる根本原理である。


知的障害者から学んだこと

知的障害者は、雨の日も風の日も通勤してくる。そして、単調な仕事に全身全霊で打ち込む。仕事が終わって「ありがとう」と声をかければ、心から嬉しそうな笑顔で応えてくれる。

なぜ、彼らは辛い思いをしてまで工場で働こうとするのかわからなかった。そして、ある日その事を寺の住職に聞き、次の答えがあった。

人間の幸せは、ものやお金ではない。人間の究極の幸せは次の4つである。

・人に愛されること
・人にほめられること
・人の役に立つこと
・人から必要とされること

この内、愛されること以外は働くことによって得られる。障害を持つ人が働こうとするのは、本当の幸せを求める人間の証である。