世界のサムスンを築いた希代の経営者は、どのような人生を歩んできたのか。
我が子を千尋の谷に突き落とす厳格な父親が敷いた孤独で苦難の道を耐え抜き、ついに巨大企業の頂点に立った男の生涯を膨大な資料をもとに描く。従来の李健煕像を覆す衝撃のビジネス・ノンフィクション。
韓国で最も影響力のある巨人李健煕は、一方で平凡な人生ならば享受したはずの多くが得られず、偉大な父の重圧のもと一人孤独な道を歩む。
本書は父・李秉喆と息子・李健煕の関係を軸に人間・李健煕の内面に迫っている。
著者 李慶植
ライター 映画『灼熱の屋上』『Come To Me』、演劇『ドングパルイの夢』『踊る時間旅行』、ドラマ『仙甘島』などのシナリオ執筆を手掛けるほか、『スノーボール』 『私のお父さんからの夢』『私の人生の童話』『ドアの前の野蛮人たち』 『突破経営、突破戦略』『欲望する植物」などを翻訳、散文集『私はお父さんだ』、伝記『大韓民国の軍人、鄭昇和』を執筆するなど、さまざまな分野で文化活動をしている。
エコノミスト 2011年 5/24号 [雑誌] |
週刊 ダイヤモンド 2011年 5/28号 [雑誌] |
日本経済新聞 |
日経ビジネス |
エコノミスト 2012年 7/24号 [雑誌] 慶応義塾大学総合政策学部教授 柳町 功 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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父と息子 | p.19 | 49分 | |
ナマズとドジョウ | p.79 | 32分 | |
木鶏になれ | p.119 | 60分 | |
李健煕の時代 | p.193 | 63分 | |
サムスン王国 | p.271 | 37分 | |
茨の道 | p.317 | 58分 |