リーディング3.0とは
・リーディング1.0:単に「本を読む」こと。主にインプットが目的。
・リーディング2.0:速読法、多読術、レバレッジリーディングなど。
・リーディング3.0:ソーシャル・リーディングなど。
リーディング2.0の考え方は「本を読む」という行為を効率的にし、さらに読書で得た情報を活用とするものであった。インプットとアウトプッとがセットになっていたが、リーディング3.0でもこの主旨は変わらない。
リーディング3.0は以下の5つのステップを行う。
①良いものを効率的にインプットする
②ストックと整理を同時に行う
③サーチの発達で整理が不要になる
④シェアで多くの人とつながる
⑤フィードバックで自分の情報に磨きをかける
上記のステップに「エバーノート」「iPhone」「キンドル」等のテクノロジーを利用して、効率化するのがリーディング3.0である。
レバレッジ・リーディング(リーディング2.0)のポイント
①読書は投資である
②速読ではなく多読(自分に役に立つ要点だけ抜き出し、多くの冊数を読む)
③本のスクリーニングにこそ力を入れよ(口コミ、書評、広告等を参考にする)
④ビジネス書の読み方を変えよ(目的を明確にして、必要箇所を読む)
⑤レバレッジ・メモを作ってアウトプットせよ
⑥読んだら本を捨て、エッセンスを最大限に活用せよ
リーディング3.0の特徴(2.0との違い)
①情報力
情報をどう使い、どう役立てるかの「情報力」が高い。
②即時性
iPhoneで即時に本を手に入れて、友人とディスカッションするといった事が可能。
③ソーシャル・リーディング
情報のシェアをリアルタイムにできる。紙の本をPCに入力してメールするといったかつての2.0の作業が携帯端末1つで簡単にできる。
テクノロジー活用法
・新聞は紙で読み、自己サーチ力を高める。但し、過去記事は電子版で検索。
・電子書籍を活用する。特に洋書を取り入れて情報を早く仕入れる。
・オーディオブックを倍速で多聴する。
・一流の講義を「TED」を使って無料で受講する。
・グーグル・ニュースでセカンドオピニオンを集める。
・RSSリーダーを活用し、一般ニュースに出ないニッチ情報を収集する。
・ツイッターで著者をフォローする
・フェイスブックで共有データベースを作る
ソーシャル・リーディングに必要なこと
①何をシェアするか決める
ex.格言と引用、レバレッジ・メモ、おすすめ本、価値のある記事、アイデア
②自分から発信する
誰かが発信する情報をフォローするより、自ら発信源になった方が情報量は増える。
③フィードバックを分析する