「GINZA」「本の雑誌」「TV Bros.」などで書評を多数連載する書評家による書評論。いい書評と悪い書評の違い、ねたばらしはどこまで許されるか、どのように書評を書けば良いかといった事を解説する。
書評で大切なこと。
・素晴らしいと思える作品を一人でも多くの読者にわかりやすい言葉で紹介すること。
・これからその本を読む人の読書の興をそがないこと。
著者 豊崎 由美
1961年生まれ。フリーライター、書評家 編集プロダクション勤務を経て、フリーとなる。文芸、演劇、スポーツ、競馬予想などを手がける。月に25本の原稿をこなす、日本トップの書評家として活躍している。
日経ビジネス 2011年 7/11号 [雑誌] |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
週刊 東洋経済 2011年 5/21号 [雑誌] |
情報考学 Passion For The Future 橋本 大也 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
第1講 大八車(小説)を押すことが書評家の役目 | p.7 | 6分 | |
第2講 粗筋紹介も立派な書評 | p.17 | 6分 | |
第3講 書評の「読み物」としての面白さ | p.27 | 6分 | |
第4講 書評の文字数 | p.37 | 6分 | |
第5講 日本と海外、書評の違い | p.47 | 6分 | |
第6講 「ネタばらし」はどこまで許されるのか | p.57 | 6分 | |
第7講 「ネタばらし」問題日本篇 | p.67 | 9分 | |
第8講 書評の読み比べ―その人にしか書けない書評とは | p.81 | 7分 | |
第9講 「援用」は両刃の剣―『聖家族』評読み比べ | p.93 | 9分 | |
第10講 プロの書評と感想文の違い | p.107 | 7分 | |
第11講 Amazonのカスタマーレビュー | p.119 | 7分 | |
第12講 新聞書評を採点してみる | p.131 | 9分 | |
第13講 『IQ84』一・二巻の書評読み比べ | p.145 | 7分 | |
第14講 引き続き、『IQ84』の書評をめぐって | p.157 | 7分 | |
第15講 トヨザキ流書評の書き方 | p.169 | 7分 | |
対談 ガラパゴス的ニッポンの書評―その来歴と行方 | p.181 | 29分 |
小説の設計図(メカニクス) [Amazonへ] |
乱視読者の帰還 [Amazonへ] |
ロンドンで本を読む [Amazonへ] |