理系的思考の営業とは
・日々の活動を数値化し、問題点を分析する。そして、その解決策を考える。
顧客訪問数、商談数、接客数、営業レター数、レスポンス率など、一定期間観察してパターンを把握する。数値が良い時、悪い時、何が原因かを考えて、解決策を考える。売れるにも売れないにも理由がある。
・ルール化する。
失敗した事例、成功した事例を分析し、パターン化する。
初回面談と商談までランクアップさせる営業術
・営業レター(手紙・メール)を使って、接触頻度を高める。
8割の客が話は進まないので、無理にアポを取らずに営業レターでフォロー。
すぐに話の進む2割の客には従来通り、すぐに会って商談を進める。
会ったその日にレターを送る。顧客に有益な情報や資料を定期的に送る。
・長期間営業レターでフォローした事が顧客獲得の理由になっている事が多い。
大抵の営業マンは話が進まない8割の客をフォローしない。
競合がいないので、定期的にフォローすれば、やがて自分の客になってくれる。
トーク術
・大切なことは、顧客の警戒心を解くこと、興味を持ってもらうこと。
①自分の目的を伝え、自分の強みを伝える。(挨拶)
「主婦ならではの視点でご説明します。」
「メカニックを5年していましたので、車に関しては何でも知っています。」
②挨拶後、すぐには商品説明しない。(共感を得る)
顧客の思っていることを言い当てる。「〜というお客様は多いのですが」
③おすすめしない商品を述べて、警戒心を解く。(売り込みの逆トーク)
代替のきく周辺商品や付属品を、あえておすすめしない。
ただの売り込みでないと思わせる。
④悩みがあるか聞く。お客に語らせ、興味を引き出す。
⑤自分と付き合うメリットを伝える。
⑥顧客のニーズをヒアリングする。
理系思考が最もハマるレスポンスレター
長期的な顧客を待つ猶予がない人に、レスポンス率を高める方法。
・客から反応を得るためのレスポンスレターを同封する。
ex,「プランをご提案できます」、「詳しいお話お聞かせ下さい」等
・反応率2.5%を目安に営業の善し悪しを判断する。(但し、商品によって異なる)
数字を基に、問題点を早期に発見し、的確な改善点を打つ。