口べたで、人見知り。ハウスメーカーで7年間売れないダメ営業マンだった著者が、トップ営業マンになれた営業術を紹介している。従来の営業スタイルではなく、理系的思考を取り入れることで、営業の効果を高めることができる事を説明する。
細かい営業レターの実践法が載っており、そのまま実践できるノウハウ本になっている。
お客様から声がかかる状況を作ることが大切。アポを取って押し掛けても、天性の人たらしでなければ、営業成績は上がらない。そのため、営業レター(メール、手紙)を利用して、接触頻度を高め、長期的に顧客を獲得していくのが良い。
理系的思考を使って、営業活動を数値化し、分析することで問題点を早期に発見し、解決策を見つければ、営業効率が上がる。
著者 菊原智明
1972年生まれ。営業サポート・コンサルティング代表取締役 関東学園大学 経済学部教員 トヨタホームに営業職で入社後、7年間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。その後、「営業レター」の手法を導入し、理系思考の営業を行うことでトップ営業マンへ。現在、営業サポート会社を設立し、営業マンのセミナーやコンサルティングを行っている。
週刊 ダイヤモンド 2011年 6/25号 [雑誌] |
TOPPOINT |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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まえがき | p.3 | 3分 | |
introduction なぜ工学部出身の私が急に売れ出したのか? | p.17 | 9分 | |
chapter1 トップ営業マンの真似をしてもダメな理由 | p.33 | 9分 | |
chapter2 理系思考のポイントは「パターン分け&ルール化」 | p.49 | 12分 | |
chapter3 「トーク設計図」はゴールから逆算して作成する | p.69 | 16分 | |
chapter4 レターを科学的に組み合わせて「訪問しないで」フォローする | p.97 | 21分 | |
chapter5 数的推理で効率を最大限に上げる「レスポンスレター」 | p.133 | 17分 | |
chapter6 結果を180度変える、商談・クロージングの「前後」関係 | p.163 | 16分 | |
chapter7 成長スピードが加速する理系的思考 | p.191 | 15分 | |
おわりに | p.217 | 2分 |
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