ゲノム解析が種としてのヒトから、私たちひとりひとりの個性を対象にし始めた今、自分とは何かという問いにゲノム脳科学という視点から迫る。
遺伝子改変技術やゲノム情報の解読技術というツール、そしてそれを使った脳科学が私達の気づかない間に、驚くべきスピードで進化を遂げている。精神疾患の予防と治療に、ゲノムからのアプローチできる時代になってきた。
著者 宮川 剛
1970年生まれ。藤田保健衛生大学総合医科学研究所教授。生理学研究所行動・代謝分子解析センター客員教授。
週刊 東洋経済 2011年 3/19号 [雑誌] |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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こころはどこにある? | p.17 | 14分 | |
遺伝子ターゲティングが拓いたこころの研究 | p.43 | 24分 | |
こころの病に挑む | p.87 | 24分 | |
パーソナルゲノム時代の到来 | p.131 | 17分 | |
ゲノムで性格や相性がわかるのか | p.163 | 29分 | |
ゲノム脳科学と近未来 | p.217 | 15分 |