第一印象は4分5秒で決まる
第一印象は、以下の2点で決まる。
①服装などのパッと見で判断する「5秒間の短期的な印象」
②その後に続くコミュニケーションによって判断する「4分後の永続性のある印象」
前者では「好き」か「好きでない」かを「見た目」で直感的に判断する。後者では話す、聞くという双方向のコミュニケーションをとる事で「◯◯な人」という相手の印象を作る。
印象は最初の5秒による「見た目」だけでは完結しない。数秒で抱いた第一印象は短時間しか持続しない。後々まで残る印象は、話す・聞くなどの双方コミュニケーションを加えることで完成される。
仮に見た目の印象が悪くても、会話や身のこなしで、印象をレベルアップさせることができる。しかし、できることなら、最初の5秒で相手に良い印象を与えて、それを持続させる方が良い。
第一印象を決めるポイント
男性目線:自分との共通点を感じられるか
女性目線:清潔感
良い第一印象を得るためのポイント
①相手の情報を得る
初対面の相手に対しては、事前情報の収集が鍵となる。特に男性の場合には、見た目に自分と似ているところを求める。装いを相手に意識するだけで印象は変わる。
②相手への情報を与えておく
事前に自分の良い評判を第三者を通じて、流しておく。
③服装をTPOに合わせること+会う相手に合わせる。
相手に装いを近づけることで、好感度は高まりやすくなる。
印象が確実に上がるチェックポイント
会う前
・鼻、額の脂浮きはないか?
・メガネのレンズが汚れていないか?
・清潔なハンカチを持っているか?
会っている時
・常に正しい姿勢でいる
・きちんとスーツを着こなす
別れ際
・相手の名前を最初と最後にきちんと呼ぶ
・後ろ姿に気を抜かない
一緒に仕事がしたいと思わせるしぐさ術
・背筋を伸ばして座る
・わざとわしくない範囲で、目を意識的に大きく見開く
・基本的に視線は合わせるが、さりげなく視線を下にはずす
・笑う時は、少し唇を開いて歯を見えるように意識する
・握手する際は、相手の目を見て、しっかり握り2、3回上下させる。弱すぎても×
・うなずきは大きく、回数は少なくする
・適度な距離を取る。自分を軸とした周り1〜1.2m以内がパーソナルスペース
話の核心やキーワードを言う時は、スペースを縮めたり、逆の場合は距離をとる
・「聞く:話す」を7:3または、8:2にする。聞き手に回る
・テーブルをはさんで座るなら、正面でなく斜めに座る