マッキンゼー・トップコンサルタントが、新しいアイデアを創出し、ブレークスルーをもたらす思考法を紹介する。
「これは無理だ。なぜなら・・・」という発想と、「たぶん、できるはずだ。でもそのためには何と何をしなければならない」という発想は、大きな違いを生み出す。
プロヴォカティブ・シンキングとは、最初に「できる」と発想し、それを可能にする方法を探る思考法である。プロヴォカティブを辞書で引くと「攻撃的」「扇情的」「挑発的」という意味になるが、ここでは「可能性を信じ、可能性を広げる」という意味で用いる。
著者 山梨 広一
1954年生まれ。LIXILグループ取締役 富士写真フイルムを経て、1990年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。1995年からパートナー、2003年からシニアパートナー。 小売業、消費財メーカーおよびその他業界の企業の戦略構築や組織変更、マーケティング、オペレーション改革など、マッキンゼー日本支社において最も豊富なコンサルティング経験を有する。 2010年から2014年まで、東京大学工学部大学院TMI(技術経営戦略学専攻)で「企業戦略論」の講座を指導、また同大EMPにて「消費論」の講義を行っている。 2014年、マッキンゼー退社後、イオン株式会社執行役を経て特別顧問。2016年から株式会社LIXILグループ取締役
人材教育 |
週刊 ダイヤモンド 2011年 2/5号 [雑誌] ブックファースト アトレ吉祥寺店副店長 平井 直子 |
THE 21 (ざ・にじゅういち) 2011年 04月号 [雑誌] |
「悪いクセ」の断ち切り方 日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 2/15号 [雑誌] |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.1 | 9分 | |
第1章 面白い答えは、「面白がる」思考から生まれる | p.17 | 22分 | |
第2章 なぜいま「面白がる」思考が求められるのか | p.55 | 27分 | |
第3章 「プロヴォカティブ・シンキング」とは何か | p.103 | 23分 | |
第4章 事例に見る「プロヴォカティブ・シンキング」 | p.143 | 16分 | |
第5章 「プロヴォカティブ・シンキング」の鍛え方 | p.171 | 30分 | |
「プロヴォカティブ・シンキング」の演習 | p.223 | 7分 | |
おわりに | p.235 | 2分 |