売上の7割を新興国市場で稼ぐ建設機械メーカーのコマツ会長が、グローバル企業に必要な経営とは何かを説く。右肩上がりの前提にできない環境でいかにコマツは成長してきたか、実際に行われている施策が書かれている。
グローバル企業になるために必要なこと。
①経営の現地化
②市場の見える化
③基幹部品の国内集中開発
④会社の価値観や行動様式の共有
著者 坂根 正弘
1941年生まれ。小松製作所 前会長。経団連副会長。 コマツ創立以来初の赤字800億円計上という厳しい時期に就任後、構造改革の断行により2003年3月期には約330億円の営業黒字というV字回復を達成。 欧米、中国、東南アジア、インド、アフリカなどの新興国にグローバル展開を進め、2009年3月期には売上高2兆円、世界第2位の建設機械メーカーに導く。 2009年米ハーバードビジネスレビュー誌の「在任中に実績をあげた実行力のある最高経営責任者(CEO)」のトップ100に、日本人トップの17位に選出された。
日本経済新聞 2回目 神戸大学教授 小川 進 |
日経トップリーダー |
日本経済新聞 |
日経ビジネス 2011年 5/23号 [雑誌] |
週刊 東洋経済 2012年 8/4号 [雑誌] 早稲田大学教授 遠藤 功 |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
私をリーダーに導いた250冊 自分を変える読書 ナブテスコ 代表取締役社長 小谷 和朗 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
本当の知識は行動のなかにある | p.1 | 8分 | |
序章 世界市場の大転換 | p.19 | 12分 | |
第1章 中国市場での挑戦 | p.37 | 22分 | |
第2章 構造改革への取り組み ー危機が会社を強くする① | p.69 | 18分 | |
第3章 ポスト・リーマンショック ー危機が会社を強くする② | p.95 | 25分 | |
第4章 日本企業の強みと弱み ーアメリカで学んだこと | p.131 | 21分 | |
第5章 ダントツ商品で強みを磨く | p.161 | 15分 | |
第6章 代を重ねるごとに強くなる | p.183 | 11分 | |
終章 傍観者ではなく当事者になろう | p.199 | 17分 | |
あとがきに代えて | p.223 | 3分 |