形骸化している国会審議、ねじれ国会、参議院の存在意義などをテーマに、諸外国との制度比較を行いながら、日本の国会の問題について考える。
国会審議が形骸化している原因は、自民党政権時代から「与党=内閣」という構図になっているからである。諸外国の制度では政府(内閣)と国会(議員)の役割と権限は分けられており、国会では議員による活発な審議がされている。
日本でも内閣が矢面にたって法案審議を行い、その成果を国民に共有していくことが重要である。
著者 大山 礼子
1954年生まれ。駒澤大学法学部教授
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 5/17号 [雑誌] 名古屋大学大学院法学研究科准教授 大屋 雄裕 |
エコノミスト 2011年 3/8号 [雑誌] 駒澤大学教授 新藤 宗幸 |
日本経済新聞 |
週刊 東洋経済 2011年 5/14号 [雑誌] BNPパリバ証券 チーフエコノミスト 河野 龍太郎 |
週刊 東洋経済 2011年 8/20号 [雑誌] |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
序章 政権交代は国会を変えたか | p.1 | 14分 | |
第1章 戦後初期の国会運営 | p.23 | 28分 | |
第2章 空洞化する審議 | p.67 | 25分 | |
第3章 立法府の改革構想 | p.107 | 28分 | |
第4章 二院制を考える | p.151 | 32分 | |
終章 国会をどう変えていくのか | p.201 | 19分 | |
あとがき | p.231 | 1分 |
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