世界は猛烈な日本ブームに沸いている
日本人は、日本が世界からどれだけ注目されているか認識するべきである。
・2006年、英国のBBC放送が33カ国、4万人を対象に世論調査を行った結果、「世界に良い影響を与えている国」として、日本が最も高く評価された。
・2009年、エクスペディア社が各国観光客の国別の評判を調査した結果、日本人がベストツーリスト賞を獲得した。(行儀よさ、礼儀正しさなど、全ての項目で上位に入った。)
・ルノアール、モネをはじめとする印象派画家たちは、浮世絵に虜にされていた。
・アニメ『ドラゴンボールZ』は、フランスで最高視聴率69%を記録した。
・サッカーのイタリア代表の多くは、マンガ『キャプテン翼』のファン。物語の主人公である翼がFCバルセロナに所属すると、同国のライバルチームの幹部が「なんで翼をうちにいれさせなかったんだ」と怒った。
・ミシュランガイドで、東京が世界一の美食都市との評価を得た。
世界が日本を愛しているのに、日本人が日本を愛すことが出来ないのは、民族の誇りを徹底的に否定された占領期の後遺症の結果であろう。連合国の占領方針は日本で未だに効果を発揮している。
日本語に宿る和の心
日本人の伝統的価値観は日本語を通じて有史以前から継承されてきた。原始民族が現代に至っても、言語だけではなく国土と国家を持っているのは世界でも日本だけである。
つまり、日本語は日本人の個性の根幹を担保するものである。日本人自身が、日本語の価値を再認識する必要がある。
優れたモノづくりには、天皇の存在が大きく影響している
日本人がこれほどまでにモノづくりで成果を発揮して来たのは、日本人の気質によるところが大きい。
しかし、日本人が日本人気質を発揮して、モノづくりに専念することが出来たのは、日本が悠久の平和を歩んで来たこと、そして何よりも、日本人が天皇を仰いできたからではなかったか。
日本全国には、いつか天皇閣下に献上することを夢見て、日夜モノづくりに励んでいる人達がいる。天皇を仰ぐことによって、日本のモノづくりは悠久の歴史の中で、確実に積み上げられてきた。
日本と天皇
世界には190カ国以上の国が有るが、現存する国家の中で、日本は建国から最も古い歴史を持つ。そして、古代から現在まで一貫して、君主自ら「民のために君主がある」と考え、国民本位の政治を行ってきた。
日本という国家が存在していることで、我々日本国民が受けてきた恩恵は計り知れない。皇室の存在が日本国民の最大の福祉を担保している。皇室が無ければ、日本も他国同様に、王朝交代や宗教戦争が繰り返されていただろう。
したがって、日本人にとって最も大切なのは皇祖から連綿と続いてきた皇統を守ることなのである。