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2011/08/17更新

老いの才覚 (ベスト新書)

123分

9P

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わがままな老人にならないための心得

他人に依存し、何かをしてもらう事を当然とする老人が多い。昔は、自分で何とかするという才覚を持つ今が多かった。
わがままな年寄が、自立した老人になり人生を面白く生きるために必要な考え方を説く。

超短要約

他人に依存し、それを当たり前とする老人が増えたが、老人は自分の才覚を持って生きるべきである。そのための老いの才覚には以下のようことがある。

①他人に依存せず、自分の才覚で生きること。自立すること
②人に何かをやってもらう時は、対価を払うこと
③遠慮すること
④死ぬまで働いて、経済的にも自立すること
⑤生きがい、目的を持つこと
⑥「何をしてもらうか」ではなく「何ができるか」を考えること
⑦子供の世話になることを期待しないこと
⑧分相応、身の丈にあった生活をすること
⑨孤独は普通だと考えて耐えること
⑩どんなことにも意味を見出し、人生を面白がること
⑪病気になっても明るく振る舞うこと。病気も込みで人生だと心構えする。

著者 曽野 綾子

1931年生まれ。作家 同人誌『ラマンチャ』『新思潮』を経て、山川方夫の紹介で『三田文学』に書いた「遠来の客たち」が芥川賞候補となり23歳で文壇デビュー。 24歳で『新思潮』同人の三浦朱門と結婚。以後、次々に作品を発表。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
第1章 なぜ老人は才覚を失ってしまったのか p.9 15分
第2章 老いの基本は「自立」と「自律」 p.35 11分
第3章 人間は死ぬまで働かなくてはいけない p.55 10分
第4章 晩年になったら夫婦や子供との付き合い方も変える p.73 8分
第5章 一文無しになってもお金に困らない生き方 p.87 11分
第6章 孤独と付き合い、人生をおもしろがるコツ p.107 12分
第7章 老い、病気、死と馴れ親しむ p.129 15分
第8章 神様の視点を持てば、人生と世界が理解できる p.155 10分

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