仙台の過疎地にある小さなスーパーに、全国の大手スーパーやコンビニ、有名デパートなどから視察研修の依頼が殺到している。わずか80坪程度の小さなスーパーには行列ができる。その秘密と常識を覆す経営方法を紹介している。
「主婦の店・さいち」は、売場面積260㎡、およそ80坪弱しかない、少し大きめのコンビに程度のスーパーである。他のスーパーと大きく違うのは、おはぎとお惣菜の「惣菜部門」が売上の約5割を占めている点である。普通のスーパーであれば、10%程度が目標である。
なぜお惣菜が売れるのか?
お客様に感謝しながら、どんなお客様の声にも本物をつくることで応える。この姿勢が売れ続ける理由になっている。
著者 佐藤啓二
1935年生まれ。仙台・秋保温泉にある小さなスーパー「主婦の店・さいち」代表取締役社長 人口4700人の過疎地にありながら、仙台市内や山形市内だけでなく、全国からひっきりなしにお客様がやってくるお店として有名。 2009年12月に、徳光和夫司会「TheサンデーNEXT」(日本テレビ系)、2010年8月に、村上龍司会「カンブリア宮殿」(テレビ東京)などで紹介。1日平均5000個、お彼岸の中日には2万個売れる「秋保おはぎ」は仙台駅でも即完売状態が続いており、牛タンに次ぐ新たな名物となっている。 また、経営ノウハウを無料で公開する姿勢を貫き、大企業や大手チェーンほか全国600社超からの視察研修依頼が殺到。イトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊氏や、「餃子の王将」(王将フードサービス)の大東隆行社長などもやってきた。
帯 法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授 坂本 光司 |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
TOPPOINT |
日経トップリーダー |
DIME (ダイム) 2012年 10/2号 [雑誌] 公認会計士 山田 真哉 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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プロローグ 人口4700人の町の小さな店に、なぜ、全国600社超から視察研修依頼が殺到しているのか? | p.1 | 17分 | |
第1章 瀕死のどん底から、おはぎが1日2万個売れるようになった理由 | p.32 | 21分 | |
第2章 同業他社でなく、「家庭の味がライバル」という非常識な商品ルール | p.70 | 14分 | |
第3章 「惣菜をつくる姿勢」をつくれ!さいち式・レシピなしの人づくり | p.96 | 33分 | |
第4章 売上・客数がぐんぐんアップする門外不出の「アナログ閻魔帳」の秘密 | p.158 | 17分 | |
第5章 チラシなしでも、家庭の絆があれば、お客様がひっきりなしに押しかけてくる | p.190 | 24分 | |
エピローグ | p.235 | 5分 |
秋保温泉のさいちのおはぎ伝説!仙台の人、必見ですね。
てっしーを思い出した。
2011-12-14
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