アップルなどの異彩を放つテクノロジー企業に対する20年以上の洞察を経て、著者は卓越した人々に対する、ある結論を得た。
それは、彼らは難しい選択をする勇気を持ち合わせているうえで、「何もかもできる」という錯覚に陥ることなく、自分が抜きん出る可能性のある分野だけに力を注ぐということだ。その概念こそが、「トレードオフ」だった。
「心を鬼にして上質さと手軽さのどちらかひとつにかけようとするる者は、煮え切らない者よりも大きな成果をする」、という概念を展開。トレードオフの概念とその使い方の大切さを教えてくれる。
著者 ケビン・メイニー
米国のジャーナリスト、作家 「USA Today」で22年間勤務し、主にテクノロジーコラムニストとして活躍。Fortune、The Atlanticなどに執筆。2007年、コンデナスト社が鳴り物入りで創刊したビジネス誌、Condenast Portfolioの専属記者として迎えられた。
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PRESIDENT (プレジデント) 2013年 8/12号 [雑誌] アサヒビール社長 小益 明善 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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上質か手軽か | p.24 | 11分 | |
取拾選択 | p.40 | 14分 | |
不毛地帯と幻影 | p.61 | 9分 | |
カメラ付き携帯の衝撃 | p.75 | 11分 | |
上質の頂点 | p.91 | 13分 | |
手軽の頂点 | p.111 | 15分 | |
奈落 | p.133 | 18分 | |
最悪の選択 | p.160 | 17分 | |
イノベーション | p.185 | 13分 | |
破局 | p.204 | 17分 | |
光明 | p.229 | 11分 | |
戦略 | p.245 | 8分 | |
あなた自身の強み | p.257 | 8分 |
二兎追うものは一兎をも得ず
2016-06-14
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この概念を理解することは重要。
2011-12-26
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