大前研一氏とユニクロの柳井正氏の対談本。もはや日本は絶望的な状況にある。しかし、国民は依然として危機感が足りないと警鐘を鳴らす。国民全員が日本は崖っぷちにある現実を知らなければならない。
そして、ビジネスマンと企業は世界へ出て戦わなければならない。それが日本を再生させる道であると説く。内向き志向の若者や全国民に向けた提言。
日本は財政破綻の危機にあり、絶望的な状況にある。しかし、日本人は、安定ばかり求め、内向きで、ハングリー精神を失っている。これではグローバル化の荒波が押し寄せる中で、日本は勝ち残れない。
自分の国にチャンスがなければ国外へ出るべきである。そして、海外で修行をして帰ってきた若者は日本復活の原動力になるはずである。
著者 柳井 正
1949年生まれ。「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング代表取締役会長兼社長。 ソフトバンク社外取締役。
著者 大前 研一1943年生まれ。経営コンサルタント、経済評論家、起業家 カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授、ビジネス・ブレークスルー大学学長。 「平成維新の会」設立以前から、日本国の設計ビジョンを提言。震災後には、ビジネス・ブレークスルーの衛生放送や講演を通じて、日本復興への道程を提言している。
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女子勉 勉子 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
プロローグ もう黙っていられない | p.7 | 6分 | |
第1章 絶望的状況なのに能天気な日本人 | p.18 | 20分 | |
第2章 誰がこの国をダメにしたのか? | p.47 | 24分 | |
第3章 変化を嫌う若者だらけの国を「日本病」と呼ぶ | p.81 | 11分 | |
第4章 「理想の仕事」探しより「自力で食える」人間になれ | p.97 | 22分 | |
第5章 21世紀のビジネスに「ホーム」も「アウェー」もない | p.129 | 25分 | |
第6章 日本再生のための"経営改革案"を提示する | p.165 | 20分 | |
エピローグ 日本を出よ!そして日本へ戻れ | p.193 | 7分 |
「UNIQLO(ユニクロ)」の店・ブランド名で、カジュアル衣料品の生産販売を一括して展開する日本の会…
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