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2011/08/17更新

書いて生きていく プロ文章論

  • 上阪 徹
  • 発刊:2010年11月
  • 総ページ数:320P

187分

5P

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世の中には多くのメソッドや技術情報があるのに、多くの人は文章がうまくならないと感じている。文章を書くにあたって大切なことは、心得である。


伝わる文章を書くための心得

・いい文章を書こうと思う前に、まず文章の怖さを認識すること。
 メールが時々、相手を不愉快にさせたり、誤解を生んだりするように文章は怖い。

・どんなにいい情報でも、人は簡単に文章を読んでくれない。
 別に読まなくても困らない読者に、どう読んでもらうか考えなければならない。

・誰に一番伝えたいのか、その人が目の前にいるつもりで書く。

・何のために書くのか、文章の目的を明確にしておく。

・目的とターゲットを意識して「何を書くか」を決める。

・文章に100点満点はない。読者にしっかり理解してもらうことが大切。

・新聞は必ずしも、わかりやすい文章とは限らない。

・読み手に面白く読んでもらうには、読み手のことがわかっていなければならない。


伝わる文章術

・書く前に文章の構成を考える。

・導入に、最も印象深い内容、気になる内容を盛り込み、読み手の興味をひく。

・導入からの展開を考える。しゃべって伝える時を考えると良い。
 また、シメの文章を決めると展開を考え易い。

・具体的な話を入れると、読み手は興味を持ってくれる。

・読者のイメージを裏切る意外な言葉やメッセージを引き出す。

・多くの場合、読者は難しい知識を持っていないし、求めていない。
 自分の理解している範囲で、やさしい文章で書く。

・形容詞は使わない。数字や事実を意識する。抽象的な言葉では伝わらない。

・慣用句的な言葉は使わない。

・「また」「さらに」をなるべく使わない。

・できるだけ行を替えていく。白いスペースを増やすだけで印象が変わる。
 一文の目安は40〜80字程度。

・リズムを作る。