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2012/02/29更新

世界で生きる力――自分を本当にグローバル化する4つのステップ

230分

5P

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突き詰めると、自分をグローバル化するための課題は「私たち」と「彼ら」をつなぐ橋を架けることにある。グローバル人材がいかにして人類の大半を分割する境界線を越えて効果的に活動できるのだろうか。必要とされる4つの能力はそれぞれ、私たちの目、思考、心、手といった各要素を使って表現される。

直視する力ー目を開く

グローバル・シティズンへの道のりは、この目を開いた瞬間から始まる。釈迦の言葉を借りれば、「正見、正思惟、正業」である。正しく世界を見ることができるようになれば、世界について学べるようになり、他者との接点を見出し、そして彼らと手をつなげるようになるという意味だ。

学ぶ力ー思考を開く

世界に思いをめぐらせれば、おのずと世界について学びたくなるはずだ。自分の思考領域がいかに狭められていたかがわかる。それぞれの文化で、「学ぶべきこと」とされているものだけでは満足できなくなる。一方で、思考を扉のように開放するだけで世界を受け入れることが可能なことに気づくだろう。そうして初めて、向こう側への敷居をまたぐことができるのだ。

連帯する力ー人間関係を構築する

思考だけでは境界を越えるためのパスポートにはならない。私たちを他者と隔てる溝に橋を架けるために、グローバル・シティは思考の川だけでなく感情の川をも航行していかなければならない。開いた心を他者の心につなぎ、「敵」と呼ばれる者とでさえ人間関係を構築していく必要がある。

助け合う力ーともに働く

目を開き、思考を開き、心を開いたら、行動を起こす準備は整った。だが一人の力では橋が架けられないのだと、グローバル・シティズンならばすぐに気づくだろう。対岸に相手が必要だ。それも普通のパートナーシップでは十分ではない。自分と同類でない相手でも協力しなければならないのだ。両手を広げ、腕を伸ばして相手の手をとり、ともに働かなければならない。

世界で生きる力を身につける20の方法

①自らが変わる
②脳の両側を使う
③根源的なルーツを探る
④家にちゃんとドアをつけておく
⑤少数派の視点で考える
⑥学び続けることー無知でいる方法も含めて
⑦自分の世界観を事実に照らし合わせる
⑧敵を知るー徹底的に
⑨固定観念を信頼関係へと進化させる
⑩マインドを広げる質問をする
⑪地球の声に耳を傾ける
⑫うまくいく方法を忍耐強く探る
⑬境界線を越えて行動する
⑭利益と価値観の両方を考える
⑮遠近両方に旅する
⑯共通点を見出す
⑰複数の言葉を身につける
⑱壁の向こう側を見る
⑲神聖なるものを探求する
⑳連帯する