「私たちは嫌われているのだろうか」中国人に聞かれた場合、どう答えるのがよいか。世界経済フォーラムや国連で活躍するトップ・ファシリテーターが示す、「自分と世界の関わり方」。
「グローバルな人材」とはどのような能力を持った人材なのだろうか。
グローバル人材に求められる4つの能力を以下のように定義している。
1. 直視する力 — 正しく世界を見る
2. 学ぶ力 — 世界について受け入れる
3. 連帯する力 — 人間関係を構築する
4. 助けあう力 — 自分と同類ではない人たちとも協力する
その上で、グローバル化するには現実を認識することだという。真っ先に自分の観点を押しつけようとするのではなく、視点を内面に向け、自分の見方が自分の文化によっていかに理解不能な方法で形作られてきたかということを、意識することだ。
著者 マーク ガーゾン
メディエーターズ財団代表 グローバル・シチズンシップを躍進させた多数の活動に仲介役、リーダーシップトレーナーとしてかかわる。ケニアやネパールでの紛争解決プロジェクトにも従事。Leading Through Conflictを始めとする著作も多く、150万部を発行した「国際新聞」、「ワールドペーパー」の創刊にもジャーナリストとして参加した。
THE 21 (ざ・にじゅういち) 2011年 09月号 [雑誌] |
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 5/17号 [雑誌] 有隣堂 ヨドバシAKIBA店 鈴木 宏昭 |
週刊 ダイヤモンド 2012年 3/31号 [雑誌] フライシュマン・ヒラード・パートナー 徳岡 晃一郎 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに 世界で生きる力とは | p.13 | 12分 | |
1 直視する力 | p.33 | 26分 | |
2 学ぶ力 | p.79 | 36分 | |
3 連帯する力 | p.141 | 24分 | |
4 助けあう力 | p.183 | 33分 | |
まとめ 世界で生きる力を身につける20の方法 | p.241 | 40分 |