ザ・リッツ・カールトンで人材教育を担い、そのノウハウを最もよく知る著者が、サービス哲学や方法について紹介している。
顧客の心を掴む、非凡なサービスを行うには、以下のポイントを押さえる必要がある。
・完全な商品・サービスを気配りを持って、適切なタイミングで提供する。
・あらかじめ顧客のニーズを掴み、そのためにはあえて非効率なことでもやる。
・どれほどのコストをかけても、顧客の心を掴むのは見合う価値があると考える。
ウェスト・ペーシス・コンサルティング 上級副社長兼マネジング・パートナー ザ・リッツ・カールトン、ブルガリ、ウォルト・ディズニー・カンパニーなど数々の世界的なブランドにおいてサービスのエキスパートとして主導的役割を担った。 ザ・リッツ・カールトン在籍時には、ザ・リッツ・カールトン・リーダーシップ・センターとラーニング・インスティチュートを設立。
著者 ミカ・ソロモンオアシス・ディスク・マニュファクチャリング 創業者兼社長 彼のサービスへの取り組みは、セス・ゴーディンの『「紫の牛」を売れ!』や《ロサンゼルス・タイムズ》紙、《ファスト・カンパニー》誌、NBCテレビ、CBSテレビなどに紹介されており、全米で講演会を開いている。
TOPPOINT |
日経トップリーダー |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに--お客さまにとって「唯一の存在」になるには | p. | ||
第1章 脚立に乗った営繕係――最高レベルのサービスを実現する | p. | ||
第2章 顧客満足の4つの要素――完全な商品、気配り、タイミング、トラブル解決 | p. | ||
第3章 技術としての言葉――ひとつの言葉もおろそかにしてはならない | p. | ||
第4章 リカバリー!――サービスの失敗を挽回する | p. | ||
第5章 リピーターになりたくなるシステムをつくる――お客さまの役割、ゴール、好みを追跡する | p. | ||
第6章 先を読んで商品とサービスを提供する――プロセスの主導権を握る | p. | ||
第7章 スタッフ――採用、オリエンテーション、トレーニング、さらなる向上 | p. | ||
第8章 リーダーシップ――お客さまを中心に据えた組織づくり | p. | ||
第9章 価値があるかどうかを見抜く――価値、コスト、価格決定の指針 | p. | ||
第10章 オンラインでお客さまの心をつかむ――インターネットの力を活用して、お客さまもあなたの会社も目的をかなえる | p. | ||
第11章 こんにちは/さようなら――ふたつの重要な瞬間 | p. |