キヤノン電子を利益率10%超の高収益企業に変えた著者が、実際の経営や仕事にドラッカー思想を取り入れた手法を紹介する。
ムダを減らす方法、社員をやる気にさせる方法、部下の能力を引き出す方法など、ドラッカーの思想通りに行った事例を参照できる。
ドラッカーの教えを具体的な経営や仕事に活かす方法が書かれている。利益を出すにはムダを減らすことが大切と説き、ムダを減らす方法として、すべての工程を見直し、仕事を再構築するといった方法を挙げている。
著者 酒巻 久
1940年生まれ。キヤノン電子 代表取締役社長 1999年よりキヤノン電子の社長に就任し、①世界トップレベルの高収益企業になる、②そのためにすべてを半分にする という経営方針を立て、同社を高収益企業に変革させた実績を持つ。
TOPPOINT |
日経トップリーダー |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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1章 利益の出し方 | p.13 | 58分 | |
2章 自ら動く社員をつくるマネジメント | p.109 | 32分 | |
3章 変化を捉える企業戦略 | p.163 | 34分 |
本名はピーター・ファーディナンド・ドラッカー。20世紀最大の経営学者とされ、「現代経営学」「マネジメ…