日本企業のエグゼクティブにはどのような特徴があるのかを考察し、新しいビジネス世界において日本企業が活躍を続けるためのヒントを与えてくれる。
改革には、「戦略ビジョン」と「組織開発」という2つの輪が必要だ。戦略ビジョンについは、日本企業のエグゼクティブは戦略の本質が選択にあることをはっきりと認識し、決断し、断行している。しかし、組織開発は取り組みが出来ていない。今、全く新しい組織運営の形が求められている。
著者 綱島 邦夫
1949年生まれ。ヘイ グループ プリンシパル。 経営人材の登用と育成、大企業における組織・人材力の強化の為のスキーム、手法、及びノウハウの開発を主要なテーマとして、米国、欧州、アジアにまたがるグローバルな調査・研究とコンサルティング活動を進めている。 <主な著書>『マッキンゼ一成熟期の成長戦略』(共著 プレジデント社)、『マッキンゼ一変革期の体質転換戦略』(共著 プレジデント社)、『成功の復讐』(日経BP社)、『取締役革命』(共著 ダイヤモンド社)、『正しいコンピテンシーの使い方』(共著 PHP)がある。
TOPPOINT |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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恐るべきグローバル・オペレーション3.0の時代 | p.17 | 18分 | |
軽薄な「現場主義」 | p.45 | 9分 | |
「長期的視点」の不在 | p.59 | 6分 | |
独自の工夫へのこだわり | p.69 | 8分 | |
企業は人なり、で思考停止 | p.81 | 5分 | |
率先垂範の悪循環 | p.89 | 6分 | |
エグゼクティブ改造計画 | p.99 | 18分 | |
「組織力」をつくる | p.127 | 28分 | |
マトリクス・リーダーをつくる | p.171 | 14分 | |
経営理念の力を作る | p.193 | 8分 | |
改革のティッピングポイント | p.205 | 6分 |